「RETOの応援を受けて、だらしない走りはできない」RRCメンバーインタビュー

text:Shun Sato

第7クール A-1チーム(目標:サブ3)MVP 古山陽介さん

慢性的な足首の痛み

つくばマラソンでのPB(3時間08分56秒)は、うれしかったですね(笑)。昨年3月の東京マラソンは、故障の痛みを抱えながら走って惨敗したのですが、つくばはなんとか持ちこたえてくれました。

僕は、高校時代、サッカー部だったのですが、シュートの際、相手DFと接触して足首の靭帯が伸びてしまい、それ以来、慢性的に足首に痛みを抱えています。RETO に入る前の走量は月間で100キロぐらいだったので、それほど痛むこともなく、痛みが出たとしても引きずることはなかったんです。でも、今は月間200キロを超えるようになり、40代という年齢も重なって治療しても痛みが抜けにくくなっています。

だらしない走りはできない

この古傷は医者にも診てもらったのですが、根本的な治療方法がなく、強度を高めたり、距離を踏むと痛みが出てきてしまうので、ポイント練習やレースを走る際はしっかりテーピングをして、なんとかごまかしながら走っている感じです。つくばの時も途中から足首に痛みが出てきたんですけど、何とかPB更新できるタイムで走れていましたし、RETOのみんなの応援がありがたかった。だらしない走りはできないなって思いましたし、イッチー(市川貴洋さん)の併走応援と、ラストのつくば大学に入ったところでのカイ君(片山絵さん)の応援に救われました。

RETOとの運命的な出会い

RETOとの出会いは、ある月曜日の夜でした。僕は、土日は子どもの面倒や習い事など家族サービス優先で練習がまともにできないので(1時間以内のジョグ程度)、月曜日の夜に二重橋で一人でポイント練習をしていたんです。その時、RETOの練習会を見ていて、「活気があっていいなぁ」と思っていました。月曜日の夜の練習会というのも自分のサイクルにぴったり合っていたので、縁があったのかなと思います(笑)。

人見知りな性格だけど

実は、それまでもいろんな練習会に出たりしていました。ただ、僕は、けっこう人見知りなので、その場で多少、話はするけど、なんとなくそこで終わっていたんです。でも、RETOは最初から打ち解けやすいメンバーばかりで、仕事もランニングも一生懸命にやっている姿に刺激を受けました。レース中の応援もこれまでは練習会で会った人がたまたま来ていて応援してくれるみたいな感じのレベルだったんですが、RETOは大応援団なので、応援のスポットまでちゃんと行かないといけないと思いますし、名前を呼ばれるとスイッチが入るので、本当にありがたいです。そんなみんなと一緒に走ったり、応援することができて、みんなに出会えてよかったなぁと思っています。

土日は家族優先

欲を言えば、土日の練習会とか合宿や応援にもっと参加していきたいです(苦笑)。でも、土日は家庭優先でなかなか家庭内稟議が通りません。先日の東京マラソンも気持ちよく走れたので(PBも更新)、打ち上げに行きたかったのですが、参加できず残念でした。小さい子どもを持つ家庭のランナーは、同じような環境にあると思いますが、子どもがもう少し大きくなったら土日も多少は融通が利くようになるのかなと思っています。

ナチュール会開催

今年の1月に練習会ではなく、ワイン会を催したのですが、すごく楽しかったです。懇親会の席で聖也さんと「ナチュラルワインが好きなんです」という話で盛り上がったのがきっかけで、ようやく開催できました。僕は、お酒が好きで、ほぼ毎日のペースで飲んでいます。特にワインが好きで、ずっとワインだけ飲んでいられるぐらい好きですね(笑)。RETOは、けっこう飲める人が多いですし、あと3店舗ほど、貸し切りで飲めそうなところがあるので、また機会を見て、「ワインの会」を開催できたらと考えています。ワイン以外のお酒も出してもらえるようにお店にお願いして参加者の間口拡大も計画中(笑)。もちろん、マラソンも今季は自己ベスト(東京マラソン:3時間06分01秒)を淡々と刻めたので、次のシーズンではサブ3を狙ってトレーニングします。

 

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